脳血流と脳の容積が回復
5月初旬から行っていた東京T病院での検査結果(脳血流、MR I、心電図、ドーパミン分泌量の検査)が出そろってきた。
残念ながら、ドーパミン分泌量は通常の健康な人の3分の2くらいしかなかったが、脳血流と脳の容積は、驚くことに5年前の検査結果と比べ、劇的に回復していた。
まず、脳の容積はMRI検査で見ることができる。
5年前(発症1年目頃)の結果を見ると、頭蓋骨と脳との間に、通常よりも広い隙間ができている。後頭部では、その隙間が大きかった。
これは、脳が収縮していることを示すもので、特に、後頭部は情報(特に視覚情報)の処理に重要なところであるため、将来、認知症への危険を示唆するものだった。
すでに、レビー小体が脳の広い部分に付着していることを示すものだった。
ところが、今回のMRIでは、脳と頭蓋骨との隙間は正常値に戻っている。内部についても、問題ない、ということだった。
収縮の度合いが大きかった後頭部は、血流が正常値にほぼ戻っており、容量も回復している。
本当に驚いた。主治医も不思議な表情で、前回の検査結果映像と詳しく分析してみる、ということだ。
とにかく、当初はこの検査結果によって薬を組み立て直そう、という計画は実行に移すことなく現状維持。とりあえず、進行にブレーキかけられた。
ところで、何が進行を止めてくれたのだろうか?
自分の思うところ、ドラムサークルとヨガだ。