tokyotowerstsyk’s blog

初期のパーキンソン病患者です。治療の記録とともに、日常生活の中で印象に残るイベント、旅行などのレビューも併せてアップしています

薬について

ここで、私がどのようなパーキンソン病治療薬を使っているかを紹介します。 この治療薬には、大きく分けて3つの分類があります。 ①減り続けるドパミンを補う薬 ②脳幹に「ドパミンを出せ出せ!」と働きかける薬 ③ドパミンと同じ薬(①)の作用を増幅させたり、…

タイコを習っていてわかったこと

ジェンベと呼ばれているアフリカの太鼓がある。ばち(スティックやマレット)を持たずに、基本的に手のひらで叩くタイコだ。 実は、この太鼓を習いはじめて、かれこれ2年か3年くらい経つ。どうしても、この太鼓の音にはまり、やめられないのだ。教えてくれる…

主治医がアメリカに・・・

主治医としてお世話になっている東京逓信病院のB先生が、4月からアメリカ留学に行ってしまうことが、ここ最近調子が悪くなってきてから初めての診察でわかった。 1年から2年、アメリカで研究した後、日本に帰ってくるということだが、勤務する病院は、その時…

喉元過ぎれば・・・

調子に乗るとろくなことはない。 昨年5月に投稿してから、そろそろ1年になろうとしている。 今日は、どんなに症状が好転したとしても、身体のトレーニング、ケア、睡眠時間の確保などの自己管理を放棄してはいけない、という自己反省文だ。 脳血流の数字が好…

脳血流と脳の容積が回復

5月初旬から行っていた東京T病院での検査結果(脳血流、MR I、心電図、ドーパミン分泌量の検査)が出そろってきた。 残念ながら、ドーパミン分泌量は通常の健康な人の3分の2くらいしかなかったが、脳血流と脳の容積は、驚くことに5年前の検査結果と比べ、劇…

ウォーキングマシーンは強い味方

ウォーキングマシン ウォーキングマシンの操作パネル 日常、パーキンソン病患者は、普通の人なら何でもない「歩行」に苦労していることが多いと思う。 不思議なことに階段の登り降りはできるが平地での歩行は四苦八苦だ。平地であっても横断歩道のように均等…

東大病院に検査入院

その後、縁あって亡き母親の主治医に診察を受けることとなった。当時、非常勤医師として診察してもらった主治医は、東大病院の神経内科を拠点として医療、研究活動にあたっている新進気鋭の医師だった。 約二週間にわたる検査入院を勧められた理由の一つに、…

神経内科へ

前述のような症状が現れたら、迷わず神経内科に受診することだ。 中には、神経内科がある病院でも、脳神経外科がメインで、最初の診察は脳神経外科の医師が診察した上で神経内科に回す、というところがある。私の場合は、そういう病院に最初に行ったのだが、…

異変に気づく

私が最初に身体の異変を感じたのは、4年ほど前の52歳の時だ。気がつくと、全身にひどい倦怠感を感じるようになっていた。当時は、寝たきりで認知症を患っていた母親の介護に追われて睡眠時間も一日に2~3時間程度しかなかったので、その疲れのためだと思い込…

パーキンソン病と共に

東京都に在住するパーキンソン病初期の患者です。5年ほど前の52歳の時、突然発症し始めました。幸い、通院治療とヨガ、ジムでのトレーニングで普通に暮らすことができ、仕事も続けています。ただ、この病気特有の症状と付き合っていくことは、難しさも伴い…