主治医がアメリカに・・・
主治医としてお世話になっている東京逓信病院のB先生が、4月からアメリカ留学に行ってしまうことが、ここ最近調子が悪くなってきてから初めての診察でわかった。
1年から2年、アメリカで研究した後、日本に帰ってくるということだが、勤務する病院は、その時にならないとわからない、という。聞くところでは、医局という世界の中で、ボスにあたる先生が配下のお医者さんたちの勤務先を決めるのだという。
テレビドラマの通りだ。
B先生には100%の信頼を寄せている。
実は、これまで、B先生の異動先の病院を追って、私も通院先を2回変えている。
パーキンソン病の治療の成否は、お医者さんの持つ薬の調合能力にほぼすべてがかかっているといってもよい。だから、こういう不調なときこそ、同じ医師に診て欲しい、という思いがある。
しかし、いくらなんでもアメリカは遠すぎる。
B先生から、今後はどのようにするか、つまり、このまま東京逓信病院で、ちがう医師から診察を受けるが、あるいは、ほかの病院に替えるか、という問題だ。
私は、即座に「このまま、東京逓信病院で」と答えた。
後任には、B先生の後輩が着任すという。
病院を替える、という選択肢は全く考えていない。というのも、各大学病院とも、治療のための投薬の方法が異なることをB先生から以前聞いていたからだ。薬の種類は山ほどあり、その組み合わせや量的にもいくつかの流派があるという。
医師は変わっても、B先生と同じ東京大学病院で活動している方に即決した。
ちなみに、今回、B先生が1種類増やしてくれた薬があるが、これが、またすごく効き目がよい。流石だ。