tokyotowerstsyk’s blog

初期のパーキンソン病患者です。治療の記録とともに、日常生活の中で印象に残るイベント、旅行などのレビューも併せてアップしています

喉元過ぎれば・・・

調子に乗るとろくなことはない。

昨年5月に投稿してから、そろそろ1年になろうとしている。

今日は、どんなに症状が好転したとしても、身体のトレーニング、ケア、睡眠時間の確保などの自己管理を放棄してはいけない、という自己反省文だ。

 

脳血流の数字が好転したことに気を良くして、このブログを休眠していた間、活動の幅も時間もが大きく広がった。しかし、その分、「もう大丈夫だ」と勝手に決めつけ、身体のケアを怠っていたことは確かだ。

自分で勧めておきながら、ウォーキングマシンでのトレーニングも「忙しい」という口実を作っては、だんだん遠のいていく。

そのツケは、実は年末からじわじわと現れ始めた。

まず、歩く歩幅が突然狭くなる。だんだんではない。気がついてみると、どんどん周りの人に、追い抜かれていく。デパートのガラス越しに見ると、それはひどいものだ。

自分では、以前と同じスピードで歩いてるつもりだが、小学生にまで抜かされていく。

歩くピッチ、刻みのスピードは、以前と変わらないので、自分の実感とすれば、なぜぬかされていくのか、不思議でならない。

そこで、あわてて行きつけのジムにあるマシンに載ってみたところ、歩幅が以前の半分ほどにまで狭くなっていることがわかった。

以前の歩幅に戻そうとするが、なかなか戻らない。これまでの投稿にも書いたが、この病気の特徴的症状として、身体の裏側(背中側)が首から足首までのほぼ全域の筋肉が固くなるということがある。このため、歩幅を数センチ伸ばそうとしても、そう簡単にいかないことがわかった。

心を入れ替えて、また、トレーニングを再開しようとした矢先に、このコロナウィルス騒ぎ。ジムも休館になってしまった。

調子が良いときでも、普段の身体のケアだけは休んではならない。